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流動比率 |
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英語表記:Current Ratio 分野:会計 |
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流動負債に対する流動資産の割合。つまり短期に返済すべき負債の対応させる資産がどの位あるかを示す指標。
簡単に言えば、短期的な返済能力を示しており、この数値が低い場合、金繰倒産の可能性が高いことを示す。実際は当座比率も一緒に比較する必要があり、米国では一般的に流動比率は200%以上が適正(国内ではだいたい120%が平均的と言われる。)とされているが、業種や規模によっても大きく異なると共に、金利を抑えるためにあえて長期資金を短期借入の借換で対応している企業もあり、その財務戦略を考慮する必要もある。
流動比率と当座比率では、当座比率の方が短期的な返済能力を示している。流動資産には、製品や半製品、売掛金、未収収益等、不良在庫や売上の水増し等で粉飾決算を行うことにより増加する項目が含まれている為、業界比、過去履歴等を比較する事が重要となる。
計算式
流動比率= | 流動資産 | ━━━━━━━━━━━━━━━━━ | 流動負債 | |
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